6月某日、一人の変ジニアが頭を抱えていた。
「どうしよう・・・、この費用。」
パソコンデスクの下で何やらゴソゴソやっている様子。
彼が見ているものは・・・何やら数字が表示されていてプラグも刺さっている。
おそらくワットチェッカーのたぐいだろう、しかし彼はなぜこんなにも頭を抱えているのだろうか。
「これでサーバは・・・・・・・どう考えても無理だよなぁ。。。」
どうも彼は自分のパソコンで自分の所属する同好会のWebサーバを立ち上げようとしていたらしいが、電気代で躓いてしまったみたいだ。
一人の変ジニアは悩んでいた。
「どうすればいいのか・・・てんで検討もつかない。」
彼が悩んでいること、それは今日中に建てるはずだったサーバの計画が全てぱあになってしまったことだった。
仲間にはどう伝えようか、今後どうしようか、何が一番得策だろうか、彼の頭の中ではそれらが低回していた。
ふと、彼は何を思ったのか窓の外を見た、まだ梅雨入りしていないその空は青く晴れ渡っていてなおかつ入ってくる風も心地よい。
・・彼はしばらくぼうっと眺めたあと何があったのか軽く微笑んだ。
「その手があったか。」
彼はパソコンの電源を立ち上げ彼の考えを皆に伝え、一人開発に取り組むことに決めた。
というわけでみなさんどうもJP3BGYです。
こんな長い前置きは書くのは初めてでしたのですがいかがだったでしょうか。
えっ、早く本題には入れと?(空耳)
ではまあ今回の連載についてお話しましょう。
今回開発するシステムは、タイトルにも書きましたし冒頭で軽く触れましたが、運用コスト0のWebサーバをたちあげたいと思います。
ただまだ思考段階でして実際に形にはこれっぽっちもしていないのですけどね。
とりあえず今はその考えについて少々書いていこうと思います。
まず運用コスト0のサーバをどうやって立ち上げますかというと、もうわかっている方も多いでしょうが。
そうです、自然エネルギーです。
ソーラーとか風力とかね。
ただ学生なので費用面でも実行面でもあまり大胆なことはできません。
なので最近流行りの
「うちは家の電気すべてをソーラーでまかなっています。」(キリッ
みたいなことはできません。
なので運用コスト0にするには
1)変ジニアらしく極力自作で済ませる
2)効率の良い発電方法を模索する
3)サーバ自体の消費電力はもちろん平均最大20Wで済ませる
4)静的ページはもちろんPHPやJavaを使った動的ページもらくらく表示できること
5)金銭的にも技術的にも無理をしないこと
以上を守らないといけません。
それでもって今の僕の有り金は・・・
5万円
毎月の小遣いを入れても6万円あるかないかぐらい。
さてどうしようか・・・。
まず、僕の家の周りは住宅街で家も密集していてさほど日当たりは良くない。
しかも今は梅雨の時期、とてもではないがソーラーは使えないね。
でも風力だとしても果たしてこんな少しばかりの風速でどこまで発電できるだろうか・・・。
できれば両方あったら心強いだろうがそんな金銭は持ち合わせていない。
どっちか片方ならば風力だろう。
ただ自然エネルギーは使わずにもっと別の方法を使う手もある。
自転車コキコキで頑張って発電するのである。
テレビでも幾度か出ているが自転車に自動車のオルタネーターという発電機をつけてコキコキコキコキ・・・。
それでテレビや扇風機をつけるというあれだ。
しかしいつも僕は家にいるわけではないからちょっとこれはできればやろうかなぐらいに保留させてもらおうかな。
となると発電方法はほぼ風力に決定。
つぎに、どうやってつくろうか。
いろいろ調べてみると風力の羽は色んな種類があるからそれらは次回以降検証しようと思う。
問題は発電機だが・・・
①作る
②オルタネーターを使う
③高いけど買う
まあ一番簡単なのは②かな・・・?
というわけで自動車班班長H君にもらってきてもらいました。
H君本当にありがとうございます。
ちょっと長くなりそうなのでオルタネーターの全貌は次回見てみましょう。
それではまた次回、ではでは。
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